千と千尋の神隠しを見た感想・解説

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こんにちは、わっきーです。
千と千尋を今更ながら改めてしっかり見てきました。


非常にメッセージ性の強い作品ですね。
僕は小学生の頃に、両親が豚になったシーンを見て、
それだけが恐ろしくて、今の今まで記憶から消滅していましたが、
僕のブログの読者さんにもかなり響く内容なのではないか?

と思って書いて行きたいと思います。

千と千尋の神隠し要約

まず要約ですが、
親の都合で引っ越して転校するようになった千尋が、
両親と車に乗っていたら、
ある門を発見して、そこをくぐったら別世界だった。

そこで両親は勝手に食べ物を食べていたら、
豚になってしまっていた。

それに驚いた千尋は、白という少年に出会う。
そこで働かない人は動物にされてしまうということを教えられて、
湯婆婆というこの別世界のボスの下で働くことになる。


この別世界は早い話、神様が来るお湯屋さんつまり銭湯である。
(風俗店であるという見方もある。)

そこで働くことになるのだが、
その際に荻野千尋という本名があるが、
湯婆婆に名前を取られて、「千」と名乗るようになる。

そこで神様を助けたりしながら、
一定の成果を上げて、
親を豚から人間に戻してもらい、
元の世界に帰るという。

ざっくりまとめるとそんな物語である。


僕がこの作品で響いたのは、

・勝手に飯を食って千尋の両親が豚になるということ
・千尋の圧倒的な成長
・名前を取られても名前を忘れないようにした(名前の重要性)


すごいざっくりいうとこんな感じです。


まず1つ目

勝手に飯を食って千尋の両親が豚になるということ


これに関しては、まさに今の現代社会へのメッセージに
他ならないのではないか?と思いました。


何の疑問も持たずに、門をくぐり、
目の前に出されたものをただただ食べる。


夫が勝手に食っているのを言葉では、やめなよーとか言いながら、
結局、あら美味しそう。と言いながら食べ始める妻。


そして、気付いた時には豚になっている、、、


何の危機感も感じずに、今の一般常識を疑わずに生活をしているのが見て取れます。

僕は常に人間は危機感を持つべきだなと思っています。

自分で僕は会社を経営しているからより感じるのですが、
マジでこのままいくとやばいのですよ。

大手銀行はリストラという名の早期退職を社員に対して
半ば強いていたり、
東芝のような超一流企業が粉飾で糾弾されたり、

とりあえず『安定という世界観からは程遠い』
というのが自分でそれなりに資産を持った人間からの意見です。

あと僕はインターネットを重点的に使って、ビジネスをしているから、
より感じるのですが、
ネットを使ってしまうと1人で数億円の利益を生み出すことができてしまいます。

僕も20歳の頃から25歳の頃までに、それだけの金額を稼ぐことができてしまいました。


ネットは雇用を減少させます。
18世紀のイギリスで産業革命により綿工業が機械化されて、
当時の職人の仕事がなくなったように、
効率化されればされるほど、仕事は無くなります。


なので、付加価値を持った人間以外食えなくなるわけです。


ただ飯を食わせてくれーでは今後は厳しいということです。
そこまで宮崎駿さんは細かい想いはないと思いますが、
ザックリいうと頭を使って生きないとダメだよということを冒頭で伝えてくれたと思っています。


そして、白も千尋に対して、
「ここでは、働かない人間は湯婆婆に動物にされてしまう」と伝えています。

勝手に飯を食っても豚だし、働かなくても豚です。

働くというのは、傍を楽にするというのが語源です。(諸説あります。)
つまり周りの人やお客さんのことを楽にしていくのが本来の働くということです。

周りの人を楽にできていますか?
そのために全力を尽くせ。というメッセージが受け取れます。

白はさらにこんなことを言いました。
「働かせてください。以外を言ってはいけない。」

辛いとか大変だとかの一切の泣き言を言わずに、
働かせてもらえ。


まさに辛いとかを言わずに周りの人を死ぬほど喜ばせろ。
的な意味合いとも取れるのではなかろうか?と思ってます。


2つ目

千尋の圧倒的な成長

千尋は最初父親が運転する車に乗ってきますが、
見るからに不機嫌そうな表情をしております。

友人から手紙をもらい、
花束をもらっていて、
親は車を持っているというのに、不満そうなのです。


門をくぐる時も、親にベッタリです。
お父さんお母さん怖いよー。


そして、別世界に入り、
親が豚になったことで、最初は早く帰りたいよー助けてよー。
というマインドでした。

これは現代の1つの問題としての過保護に対してもメッセージがあると思っています。


だがしかし、湯婆婆に動物にされてしまうことと、
両親を取り戻すために、なんでもやるので働かせてください。
というマインドで働き始めます。

今まで千尋が生きてきた描写はないので、正確にはわからないけれど、
おそらく、それはそれは今までの数十倍の困難に立ち向かったことでしょう。


門をくぐるのにもビビっていた千尋が、
仕事ができるようになり、大切な人を守るために、
電車で1人(カオナシもいるけど)で、旅ができるようになりました。

怖かろうがなんだろうが、目標のために一心不乱に行動をしました。


その結果、旅から帰ってきて、
豚を見たときに両親がいないことがわかるようになってます。

1つこれは千尋の成長と言えるでしょう。
見分けがつくようになったです。


知識を得たり経験をしたことによって、
見えるようになったと僕はざっくりですが思っています。


こういった体験って非常に重要だと思っていて、
普段の日常からかけ離れたくらい大変なことを経験していると、
人はやはり強くなります。

僕はサイヤ人理論と呼んでますが、
日常ではかけ離れた圧力を体験することによって、
日常が超楽勝になるわけです。

僕は筋トレをしているのですが、
これはまさに感じていて、
最初は持ち上がらないものが3ヶ月もやっているとかなり持ち上がるようになるのです。


人間負荷をかけないとダメなんだよ。ってことを教えてくれている気がします。

それは僕のこのブログやメルマガやYoutubeでも
同様のメッセージを発信しているので、
今回この作品を紹介しているのもあります。

てかまじで千尋顔変わってますからね。
顔座ってますからw

これが、


こうですからね。

経験をしていると強くなりますよね。

最初の顔もうダルンダルンですよね
普段から何も考えてなくて生きているとやはりダルンダルンになりますし、
毎日負荷がかかっていると表情に自信が出ます。


帰る頃にはまじで表情が全然違います。
ただ、親と最後に会ってまた表情が緩みます。

せっかく鍛えられた精神面も親という
ある意味助けてくれる存在がいるとわかることによって、
守る側からまた守られる側に戻ってしまって、
締まりのない表情になってしまっているのかもしれません。


守るものがある人、
使命感がある人は強いです。


自分の役割に自尊心を持てます。
今自分の役割に自信を持てますか?

ちなみに僕の話を軽くすると、
僕は起業する以前は家で引きこもって
パズドラとTwitterと2chまとめをしているだけの
社会に対して何の価値も与えてない存在でした。


だからこそ表情に自信もないし、
生きる意味もよくわかりませんでした。

ただただ目の前のことをさばいている状態です。
ですが起業してまず知識をつけたことによって、
自分ができることがわかりました。

そして学びを続けることによって、
どんどんできることの幅が広がり、
周りを楽にすることがどんどんできるようになっています。

達成感もありますし、
金銭的な面でも楽になりました。


ただただだらついていた時よりも、
明らかに動く量も増えたし負荷も増えましたが、
どちらが楽しいか?という確実に今の方が楽しいです。


毎日毎日何のために生きているのだろう?
同じことの繰り返しだ。はあ。。。明日も学校か、仕事か、、、、。
と当時は考えてましたからね。


知識を得ると自分が提供できる価値も跳ね上がります。

3つ目

名前を取られても名前を忘れないようにした(名前の重要性)

これ僕すごく重要だと思ってます。
名前。
名前には古来から重要な意味合いがあります。


だからこそ無思考でお湯屋さんで働いてもらうためには、
名前を奪う必要があるのです。


現代でも名前を奪う動きはたくさんあります。
大企業とか1つですね。


株式会社〇〇のわっきーみたいな形になると、
あくまで所属が武器になり、
そこをやめた瞬間に価値が劇的に落ちます。


逆に、個人にブランドを持てるようになれば、
現代でも強いです。


例えば僕は以前あるパン工場で働いてました。
そこでは毎日毎日カステラをひっくり返す作業をしていました。

誤解を恐れずに言えば、
ほぼ奴隷のような仕事です。

20日間連続で、毎日8時間カステラをひっくり返すだけの仕事です。
そこに僕の名前などありませんし、
僕である必要もありません。

当時の僕は無知だったために、
それでも時給900円のお金がもらえるからそこで働いてました。


確かにそれも1時的には良いかもしれませんが、
ずっとやることではありません。


知識を得て、
付加価値をつけて、
自分しかできないこととまでは言えなくても、
誰でもできることからは抜け出す必要があります。

例えるなら、イチローやダルビッシュまで行かなくてもいいから、
最低限1.5流まで行きましょう的な感じです。


個人で情報発信をするというのはある意味、
そこから抜け出す手段としては最高のものです。

僕もそうですが、
僕はあくまで僕です。

どこどこの僕ではありません。


堀江貴文さんなんて代表的な自分の名前が活躍されている方ですね。
落合陽一さんだったり、
林修さん
池上彰さん
指原莉乃さん
サンドイッチマン伊達さん、富沢さん(大ファンです)

このような方々も最初から、名前が売れていたわけではなくて、
日々努力してこの地位に登り上がっています。


著名芸能人ですら、
今は1つの仕事では保たない時代です。

実際指原莉乃さんはアイドルであると同時に、
マルチタレント化しています。


何でも芸にするスタンスが他の子と比べると計り知れません。
ちなみに僕は彼女と同い年です。

ちょっと横道に逸れました。
作中でも白が千尋に名前を思い出してもらっていました。
これにはかなりの意味があります。

名前を忘れていませんか?

最後に

他にもカオナシについてだとか、
お湯屋が風俗説についてだとか、
銭婆と湯婆婆の二項対立についてだとか
BGMについてとか。


を語ろうと思ったのですが、
重要だと僕が思ったのは、先に述べた3つですので、
筆を止めようと思います。


ぜひ名前を思い出して、千尋のように困難に立ちまくって圧倒的に成長しましょう。



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1 個のコメント

  • 深い・・・

    千と千尋の神隠し公開時は私も小学生でした。

    ジブリ作品は見るタイミングで受け取るメッセージが
    まるで違ってくるのがまた醍醐味といいますか、
    良い点ですね。

    (トトロやもののけ姫など)

    付加価値が無いと名前の無い「何者」になってしまうのは
    恐ろしいですが、結果そのようになってしまっている人は
    世の大半を占めると思います。

    現に今の就活システムはその「何者」を量産する体制のまま
    進んでいます。

    100人に1人の力を2種類持って早いとこ
    1万人に1人の人にならないといけないこの時代に、
    代替の効くような人材を目指すのは謎です。

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